この記事の目次
必要なことはゴルゴから学んだ
「既存のあらゆる思想にとらわれることのない生き方は、それ自体すでに哲学である(THEゴルゴ学)」
不朽の名作『ゴルゴ13』の魅力はいわずもがな。影響をうけた人間は一般のファンはもとより、各界の著名人にも数知れずといったところではないでしょうか。今回は主人公・デューク東郷の生き様の根幹をなす珠玉の名言たちを、「哲学編」「仕事のルール編」「vs女性編」に分けてご紹介しましょう。収録巻の表紙カバーとともに『ゴルゴ13』の世界観をお楽しみください。
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ゴルゴの名言:哲学編
第4巻『査察シースルー』より
おれには想像も、推察も仮定もない……あるのは事実だけだ……
第20巻『殺しの紋章五爪竜』より
しかし助かったなおまえたち……おれと戦わずにすむ……
第21巻『統計解析射撃』より
チャンスは……一度で……いい!
侵入が困難な守りの固い所ほど……脱出への備えは甘いものだ……
第22巻『黒い肌の狙撃者』より
金を得る手段が金の本質を変えるとは思わない
第28巻『ザ・スーパースター』より
おれがうさぎのように臆病だからだ……だが……臆病のせいでこうして生きている
強すぎるのは、弱すぎるのと同様に自分の命をちぢめるものだ……
第29巻『スキャンダルの未払い金』より
思いつきだけで行動するのは……愚か者のすることだ……
“感情”と“規律”は本質的に違うものだ
第38巻『セクシー・タイガー』より
この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ……
第51巻『モナリザの弾痕』より
おれには絵の真贋などはわからない……しかし、人間の目の動きの真贋はわかるつもりだ
第59巻『アルヘンチーノ・ティグレ』より
俺は……この目で見た事しか、信用した事がない……
第63巻『ロックフォードの野望』より
10%の才能と20%の努力………そして、30%の臆病さ……残る40%は……運だろう……な……
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第87巻『未来への遺産』より
あんたが死ぬ時に、俺が生きている、という保証はない……
第91巻『顔のない逃亡者』より
あんたから、ファースト・ネームで呼ばれる筋合いはない……
第94巻『誇り高き葡萄酒』より
誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ……
第94巻『北の暗殺教官』より
気づかなかった事を悔やむ必要はない……運がなかっただけだ……
第100巻『邯鄲の夢』より
ジョークは時と場所を選ぶ事だ
第104巻『バイオニック・ソルジャー』より
たった今、札束に顔色ひとつ変えなかったのは……その男がまだ、生きているからだ……
その男は……金で仕事を選ばない、内容で選ぶ、のだ……
第118巻『老いた獅子』より
臆病者ほど、お喋りだと、いう事だ
第119巻『白龍昇り立つ』より
俺を待っても、俺が戻らなければ死ぬだけだぞ……
第122巻『リスキー・ビジネス』より
二度の偶然はないっ!!
第128巻『300万通の絵葉書』より
原因と結果を取り違えている
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第131巻『シャーロッキアン』より
覚えておく必要のない過去は、早く忘れる事だ
第143巻『百人の毛沢東』より
思い出は懐かしむだけにしておく事だ……
第145巻『ヨハネ伝第十一章十節』より
宗教というのは、便利なものだな
第147巻『三人の狙撃手』より
俺たちの世界では、未熟な者に、”いつか”は、決して訪れない……
それは、日本人が持つ一番危険な、センスだな
第148巻『装甲兵SDR2』より
その”正義”とやらはお前たちだけの正義じゃないのか?
第153巻『ラストグレートゲーム』より
知り過ぎている奴は……どんな組織にも、邪魔者だ
第155巻『一射一生』より
善意に甘えるほど危険なものはない
第158巻『ダーティー・ウィング』より
信じる、信じないは勝手だが……依頼をどうする?
第198巻『森と湖の国の銃』より
仕事を評価できるのは、世間でもなければ自分でもない。依頼者だけだ…
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ゴルゴの名言:仕事のルール編
第1巻『ビッグ・セイフ作戦』より
おれのうしろに音もたてずに立つようなまねをするな
第2巻『デロスの咆哮』より
プロは決して自分の手を相手にあずけるようなことはしない
第4巻『魔笛のシュツカ』より
おれの目には標的だけしか写っていない……
第5巻『殺意の交差』より
結論だけを話してくれ……
第7巻『AT PIN-HOLE!』より
おれの注文にイエスかノーか?
おれの依頼主がおれを信頼するように、おれはあんたの腕を信頼しているんだ
第10巻『リオの葬送』より
おれの頭の中では……標的の20年後の顔が、組み立ててある……
第11巻『そして死が残った』より
おれは顔を見せない依頼主の仕事をひきうけたことはない……
第14巻『砂漠の逆光』より
現金以外の取り引きはしないことにしている
第19巻『ジェット・ストリーム』より
仕事(ビジネス)だ
第24巻『曲線の男』より
依頼人がどんなタイプの人間か、ということは関係ないことだ……
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第28巻『ゲート・イン』より
おれは依頼人と二度会うことは好まない……
第31巻『落日の死影』より
女の髪のピンを吹っ飛ばすだけで、金になるというときもある…
第34巻『三匹の女豹』より
仕事にうつる時は……人間を“殺す”……なんて、考えないことだ……
第36巻『焼けただれた砂』より
敵を知るには、その敵と寝た相手を、知ることだ……
第40巻『蝶を射つ!!』より
プロは二重に仕事をひきうけないことだ……
第55巻『サタデーナイト・スペシャル』より
“証人”は消せ……殺人者の“鉄則”だ……
第60巻『ザ・メッセンジャー』より
おまえたちはそろいもそろって、能なしの役立たずだな!
第63巻『ロックフォードの野望』より
1件の依頼人は、つねに1人と決めている……
第84巻『レバント・トライアングル』より
俺の“仕事”の邪魔になりそうな相手……それだけで十分“ムダ”では、ないはずだ……
第87巻『ロメオたちの西側』より
俺は……引き受けると、言ったんだ……なら、話はそれで終わりだ……
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第88巻『餓狼おどる海』より
おまえの仕事は、当分黙っている事だ
俺は、上着のボタンのかかっていない男の同席は……許さない!
銃口を人に向ける時は……引き金を引く時、だ……
第90巻『200年の輪廻』より
あんたが、なにを考えようが……俺は、仕事の契約さえ、守ってくれれば、それでけっこうだ……
第92巻『6月3日の死』より
狙撃を請け負うのが、俺の仕事だ……それ以外のコトを、引き受ける事は、ない!
第93巻『Kデー・カウントダウン』より
仕事を引き受けると言ったが、スケジュール管理を頼んだ覚えはない……
第96巻『ノー・リレーション』より
能書きはいい……それより、どの立場での、依頼だ……?
第98巻『ワイズガイへの道』より
俺を意識するな! 意識せずに話せ……
第101巻『種子探索人』より
相手を間違えたようだ。俺の仕事内容に救助はない……
第106巻『オフサイド・トラップ』より
うっかり他人に話してしまった。などという言い訳はしない事だ……。それも、りっぱに裏切りだ!
第110巻『天使と悪魔の腕』より
利き腕を人にあずけるほど、俺は自信家じゃない……
第111巻『36000秒分の1秒』より
俺が必要なのは意見ではない
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第112巻『死臭の聖者』より
俺に仕事を”依頼”するのに大義名分はいらない……依頼する”本当の”理由を聞かせてくれればいい……
第113巻『殺人マニュアル』より
それはそれこれはこれだ
第116巻『神の手』より
プロのお前が可能だと思ったのなら……後は、俺の責任という事だ
第117巻『情報遊戯』より
罠というのは、相手に不信感を抱かせないで嵌めるものだ……
どんな権力だろうと、特定の相手を顧客に持つ気はない……
第132巻『特権は諸刃の剣』より
俺は、依頼人の嘘を、決して許さない
第133巻『戦域ミサイル防衛』より
俺はただ、依頼者が絶対的に求める、技量と、価値観を身につけるよう心掛けているだけだ…
第134巻『高度7000メートル』より
俺は犠牲になる気はない…自分が生き抜くために、やるのだ
第137巻『生存確率0.13』より
お前の目は、死にゆく者の目ではなかった
第142巻『遺伝子戦争』より
余分に振り込まれていた……これは、なんだ?
第149巻『激突!AK-100 vs M-16』より
俺は……”一人の軍隊”だ
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第152巻『地上の太陽』より
すべて忘れろ
第154巻『勇者が勝利する』より
依頼を受けられない事情を説明する義務は、ない
第155巻『再発・ギランバレー症候群』より
俺への依頼に、余計な装飾はいらない……要点だけを話してくれ
第155巻『一射一生』より
俺は背後に立った人間を本能的に排除する
ゴルゴの名言:vs女性編
第2巻『ゴルゴin砂嵐』より
情事のあとのムードにしては、ちょっと激しすぎやしないかな?
第4巻『魔笛のシュツカ』より
おまえの目の光は淫売女の、それじゃない……
第5巻『帰ってきた標的』より
1発目は怒り、2発目は恐れ、3発目は…愛
第5巻『飢餓共和国』より
二度三度とつづけて味わえる女は………そうざらにはいない……
第13巻『みな殺しの森』より
女のうらみごとを聞いてやるムードにはなれないんでな……
第22巻『スエズの東』より
男であろうと女であろうと、案内役としての役目を果してくれればいい……
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第23巻『潜入者の素顔』より
経験の浅い女が、さも経験豊富なようにふるまう……白けるものだ……
第29巻『行方不明のH氏』より
全部脱ぐんだ……
第38巻『セクシー・タイガー』より
本人でもか?
第41巻『アカプルコ 散華の夜』より
おれには昔ばなしをする趣味はない
女とねる時は……おれの方から相手を選ぶことにしている
第43巻『ミステリーの女王』より
小説の最後の一章は、”あばよ、マッジ”だったな…
第52巻『沸騰・第四帝国』より
断っておくが……冗談にも俺に銃を向けるようなマネはするな
あんたの女だろう……あそびをやめさせろ
第52巻『クリスマス24アワーズ』より
あんたがホテル探偵なら……それは、あんたの手で探るがいい……
第54巻『予期せぬ人々』より
“男”……なら、他をあたってくれ……少なくとも、“女と暮らしてもいい”と思っている男をな……
第133巻『戦域ミサイル防衛』より
娼婦は‥‥‥客を“男”とは、思わない事だ
第200巻『亡者と死臭の大地』より
女からすれば、男は単なる衣服のようなものだ…気にいらなければ着替えをすればいいだけだ…
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斉藤 ルッチ
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