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600話を超えるエピソードから人気作を厳選
読者が本当に面白いと思った作品だけを厳選して作られた決定版『初代リーダーズ・チョイス』が発売されたのは2001年のこと。そして2018年。600話を超えるまでになった膨大なエピソードの中から、2度にわたるアンケートを行い選び抜かれた最強ランキングが決定。『改訂版リーダーズ・チョイス』として甦りました。
今回はこの『改訂版リーダーズ・チョイス』で紹介された名作エピソード13話を完全再現。『初代リーダーズ・チョイス』と比較してみるのも一興ですよ。どうぞお楽しみください。
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第1位:2万5千年の荒野
原発の冷却システムが作動しないトラブルが発生。ゴルゴのミラクル・ショットによって原発の暴走事故を防ぐ。死を覚悟した原発技師・バリーが煙草を取り出したとき、ゴルゴがライターを差し出すシーンは語り草。
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第2位:ビッグ・セイフ作戦
冒頭から背後に立った娼婦に鉄拳を喰らわせるゴルゴ。代名詞ともなる「俺の後ろに立つな」のシーンから始まる記念すべき第一話。茶目っ気があり、ズングリ体型の若いゴルゴが妙にカワイイ。
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第3位:Gの遺伝子
ゴルゴの遺伝子を受け継ぐ天才少女・ゴベールが登場する一編。彼女がゴルゴの娘ではないかと考えた国防総省は、ゴベールのDNAを調べることでゴルゴの弱みを握ろうと画策するが……。制服姿の女学生がゴルゴばりの活躍をする、シリーズ新境地に挑んだ傑作。
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第4位:すべて人民のもの
ファンが選ぶ「ゴルゴのルーツに相応しい作品アンケート」で堂々1位に輝いた傑作長編。ゴルゴに流れているのはロシア最後の皇帝・ニコライ2世の血なのか?大胆な仮説で迫る歴史スペクタクル。史実とフィクションとが巧みに融合した、シリーズきっての人気テーマ「出生の秘密シリーズ」の第7弾。
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第5位:病原体・レベル4
感染すれば10日後には100%死亡するといわれる最強ウィルスが、ゴルゴの不死身の肉体を蝕んでゆく……。主人公がシリーズ屈指の大ピンチを迎える人気作。ウィルスに侵されたゴルゴに助かる術はあるのか?
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第6位:芹沢家殺人事件
第二次世界大戦が終わって間もない昭和21年。裕福な暮らしを送る芹沢家で発生した殺人事件を軸に、ゴルゴの出生の秘密にせまるゴルゴ・ミステリーの金字塔。ゴルゴの妹と目される女性・ひろ子も登場。ゴルゴ本人は一度も登場しない異色作でもある。
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第7位:バチカン・セット
『スワップ 捕虜交換』と同じく、長いあいだ欠番となっていた幻の作品。バチカン銀行を切り盛りしてきた有能な司祭・ニーノは、上司であるマッシモ司祭に不正投資で出した損失の責任を押し付けられ、バチカンから追放された過去を持つ。彼はスイス銀行の不特定口座から大金を不正出金しマッシモへの復讐を開始するが、不正出金の被害に遭った口座はゴルゴの口座だったことから物語は急転し……。
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第8位:日本人・東研作
ラスベガスで交通事故死した日本人旅行者の遺留品から発見された一枚の写真。そこに写っていたのは若かりし頃のデューク・東郷とおぼしき人物だった!シリーズきっての人気テーマ「出生の秘密シリーズ」の記念すべき第1弾で、初代の『リーダーズ・チョイス』では栄えある第1位に輝いた名作。
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第9位:1万キロの狙撃
リビアで作戦行動中の米軍の無人機部隊は、リビア政府の要人が乗るベンツと、ゴルゴの乗るベンツを間違えて誤爆。ゴルゴに瀕死の重傷を負わせてしまう。ゴルゴに個人的な恨みを持つ部隊長・ジーターは、この機会にゴルゴを抹殺することを決意。通信を傍受して徹底的に追い詰める。ゴルゴ、シリーズ屈指の大ピンチ!
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第10位:海へ向かうエバ
多くのファンがベスト・エピソードに挙げる、ゴルゴ13シリーズ屈指の名作と呼ばれる作品。さいとう・たかを先生ご本人が脚本を担当している。ゴルゴ・ガールとして、凄腕の女殺し屋エバ・クルーグマンが登場。ゴルゴとの再会シーンをはじめ、秀逸な描写が満載です。
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第11位:血まみれのマハ
スペインの麻薬組織に雇われている女殺し屋、通称「血まみれのマハ」。彼女はじつは双子の姉妹で、二人一組で依頼を遂行する特殊なスタイルを持っていた。マハを溺愛する組織のボスはマハを世界的な殺し屋に育てようと、ゴルゴに1日だけの弟子入り体験をするよう命じるが……。
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第12位:AT PIN-HOLE!
数々のベスト狙撃ランキングで上位を独占する名作。ゴルゴが全幅の信頼をよせる銃職人デイブ・マッカートニーの初登場話としても人気。ダイナミックな構図による狙撃シーンは圧巻の一言。
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第13位:スワップ 捕虜交換
作品に登場する組織名が問題で単行本化されず、長い間欠番となっていた幻の作品がいきなり登場。モサド(イスラエル情報局)の一級工作員サラ・ストームを捕らえたパレスチナ解放武力同盟は、1976年のハイジャック犯・ガブリエレとのスワップ(捕虜交換)を要求。しかしこのスワップの裏には、捕虜を生きて出獄させては困る両国の思惑が隠されていた……。
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斉藤 ルッチ
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