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好きな作品に出逢ったら、担当脚本家で攻めてみる
ゴルゴ13を読んでいて好きなエピソードに出逢う。そんなとき「同じ質感の作品をもっと読みたい!」と思いますよね。しかし700話以上ある作品のなかから闇雲に探してみても徒労に終わる可能性もあるわけです。
そんなときは好きなエピソードを担当した脚本家を調べて、その脚本家が手掛けた作品から攻めてみるのもオススメの方法です(調べ方は後述)。僕も大好きなエピソードがたくさんありますが、調べてみると同じ脚本家の作品だったことが多々あります。
あのエピソードはこの人の脚本だった
例えば僕の大好きな『ロックフォードの野望』『死闘ダイヤ・カット・ダイヤ』『アルヘンチーノ・ティグレ』『裏切りのスワスチカ』などのスリリングな作品は、どれも工藤かずやさんの脚本でした。
また、『最後の酒』『天使の一滴』『黒い通信』『許された命』などのヒューマニズムに溢れた作品は、ながいみちのりさんがピカイチです。
平成に入ってからは『Gの遺伝子』が面白かったので、脚本を担当された夏緑さんの作品を攻めてみました。そうしたら『害虫戦争』『冥王の密約』『パッチワークの蜜蜂たち』などの、お気に入りの作品に出逢うことができました。
沖吾郎、外浦吾郎の正体とは?
名作No.1の誉れ高い『海へ向かうエバ』は誰の脚本でしょうか? これは沖吾郎さんといって、その正体はさいとう・たかを先生なんですね。沖吾郎名義では他にも『夜は消えず』『女カメラマン・キム』など、女性キャラが際立った作品を発表されています。
シリーズ屈指のヒットメーカーといえば、K・元美津さんと外浦吾郎(直木賞作家・船戸与一さんの別名)さんです。あなたが好きな作品の担当脚本家を調べたら、このお二人の名前にぶち当たることがあるかもしれませんね。そんなときは、その脚本家名で作品を探してみてください。きっとお気に入りのエピソードが芋づる式に見つかるはずですよ。
担当脚本家は「脚本家タグ」で一発検索!
担当した脚本家が誰なのかを調べるのは簡単です。お好みのエピソードに出逢ったら、当サイトでそのエピソードの見どころを紹介した記事へアクセスしてください。
みどころ紹介記事の記事下へ移動すると、その作品に関するタグが一覧で表示されています(上画像参照)。その中から担当した脚本家名のタグをみつけてクリックしてください。
するとその脚本家が関わった作品がズラリと表示されます。興味をもった作品の見どころ紹介記事へと進み、記事下の収録巻タグをクリックすれば、単行本に併録されている他の作品も確認することができます。
たまにサイト内の記事を検索する「検索ボックス」に、脚本家の名前を入力して検索している方を見かけますが、これでは作品一覧を表示できません。必ず記事下の脚本家タグをクリックしてください。お気に入りの一冊をみつける一助となれば幸いです。
斉藤 ルッチ
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