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圧倒的情報量。初のオフィシャル本
2000年に発売されたゴルゴ13のオフィシャル・ブック「THEゴルゴ学」。
ゴルゴ13の世界観をデータで解析した本書は、ゴルゴの情事における体位や、寝た女性の人種や職業を統計的にデータ化したり、はたまたオーラルセックスの危険性についてクソ真面目に考察してみたりと、痒いところに手が届く画期的な内容が話題となりました。
今回はこの「THEゴルゴ学」誌上に掲載された、ファンが選ぶベスト・エピソードTOP13を再現してみましょう。誌上ではTOP40まで掲載されているのですが、ここでは「13」の数字にちなんで上位にランクインしたベスト・エピソード13話をランキング方式でご紹介します。どうぞお楽しみください。
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第1位:芹沢家殺人事件
第二次世界大戦が終わって間もない昭和21年。裕福な暮らしを送る芹沢家で発生した殺人事件を軸に、ゴルゴの出生の秘密にせまるゴルゴ・ミステリーの金字塔。意外にもゴルゴ本人は一度も登場しない作品が第1位を獲得している。
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第2位:2万5千年の荒野
原発の冷却システムが作動しないトラブルが発生。ゴルゴのミラクル・ショットによって原発の暴走事故を防ぐ。死を覚悟した原発技師のバリーが煙草を取り出したとき、ゴルゴがライターを差し出すシーンは語り草。
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第3位:バイオニック・ソルジャー
「最強ライバル・ランキング」でも第3位にランクインした娯楽巨編。ペンタゴンが極秘裏に進めていた軍事プロジェクトによって誕生した超人・ライリー。カンボジアの密林で21日間にわたって繰り広げられた、ゴルゴとのサバイバル・マッチは必読です!
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第4位:死闘ダイヤ・カット・ダイヤ
神業スナイプ部門のランキングでは必ず上位にランクインする傑作エピソード。地上最強の硬度を誇るダイヤモンドを、どう攻略するのか?依頼者、ターゲット、協力者といった脇役が魅力的に描かれており、完成度が非常に高い一編。
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第5位:海へ向かうエバ
多くのファンがベスト・エピソードに挙げる、ゴルゴ13シリーズ屈指の名作と呼ばれる作品。ゴルゴ・ガールとして、凄腕の女殺し屋エバ・クルーグマンが登場。ゴルゴとの再会シーンをはじめ、秀逸な描写が満載です。
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第6位:落日の死影
第6位はSPコミックス第31巻に収録の『落日の死影』。 直木賞作家・船戸与一が作家デビュー前に、別名義で脚本を担当した貴重な一編。ある作戦で孤島の研究所へ潜入したゴルゴは、実力伯仲のライバルと対決する。
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第7位:すべて人民のもの
第7位はSPコミックス第81巻に収録の『すべて人民のもの』。ゴルゴに流れているのはロシア最後の皇帝・ニコライ2世の血なのか?大胆な仮説で迫る歴史スペクタクル。史実とフィクションとが巧みに融合した、シリーズきっての人気テーマ「出生の秘密シリーズ」の第7弾。
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第8位:檻の中の眠り
第8位はSPコミックス第2巻に収録の『檻の中の眠り』。ターゲットが服役中の囚人だったため、自らも囚人として刑務所に乗り込む奇想天外な戦法をとったゴルゴ。初期作品の最高傑作と評するファンも多い作品で、ゴルゴが他人に対して初めて「ゴルゴ13」と名乗ったレアな場面もある。
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第9位:マークのリクエスト
第9位はSPコミックス第111巻に収録の『マークのリクエスト』。異常犯罪者の連続殺人事件として捜査を始めたFBI捜査官のワトソンは、連邦刑務所に服役中のマーカス・モンゴメリーに狙いを定める。そして彼には世界中から手紙が届き、直後に必ず“讃美歌13番”をラジオにリクエストしている事実を突き止める……。
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第10位:ジェット・ストリーム
第10位はSPコミックス第19巻に収録の『ジェット・ストリーム』。ハイジャックされた旅客機に、偶然ゴルゴが乗りあわせていたという設定。MI6の部長・ヒュームは、ゴルゴにだけ理解できる暗号文を機内に届けることで、テロリストの殲滅を依頼するが……。
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第11位:神に贈られし物
第11位はSPコミックス第35巻に収録の『神に贈られし物』でした。気楽に読める軽い作品で、過激なドンパチ作品の合間にサクッと読める秀作。お祭りで売ってる風船を持っていたり、コルク銃の射的で遊んだりするゴルゴが可愛い。
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第12位:モスクワ人形
第12位はSPコミックス第15巻に収録されている『モスクワ人形』。こちらもMOSSCOW・DOLL編、HELL・DIVER編、SHADOW・HUNTER編の3編から構成される長編エピソードです。普通のOLとして働いていたミーナが、KGBの腕利きエージェントとして成長していく数奇な運命を丁寧な描写で描きます。
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第13位:ラ・カルナバル
第13位はSPコミックス第10巻に収録されている『ラ・カルナバル』。同じく第10巻に収録されている『アラスカ工作員』から5話連続にわたってゴルゴvsナチスの戦いが描かれている大長編の最終回です。
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斉藤 ルッチ

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