この記事の目次
簡単なあらすじ
SPコミックス未収録作品。親中派の大統領誕生により、大きく親中国へと舵をきったモルディブ。官房長官で野心家のラシードは、米国の新兵器「ヴァンパイア」を使って大統領を暗殺し、自身が後釜に座る計画を企図する。一方、ゴルゴは戦火のウクライナで「ヴァンパイア」を試射していた。その真意とは一体…? 脚本:氷室勲
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ウクライナ支援はどこに?
2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻。主に西側諸国による援助は巨額に上っており、日本政府も2024年時点で約120億ドル(約1兆7000億円)を支援済みながら、全て支援に結び付いているかが問題だ。
侵攻したロシアの悪行が目立つものの、侵攻前であってもウクライナの治安は日本と比較して格段に良くなかった。タイトルにある“ヴァンパイア”はアメリカからウクライナに提供された移動式の最新ミサイル兵器。あっさり横流しされるとは思えないものの、支援物資が全てウクライナに使われているとは思えないのが現状だ。
ダブルブッキング
名前は異なるが、モルディブ共和国のモハメド・ムイズ大領領がモデルであろうメイヌ大統領が依頼人の1人。さらにウクライナのゼレンスキー大統領らしき人物も依頼となっている。『13階段の狙撃』のように、重複したターゲットについては断り、ゼレンスキー大統領(仮)に半額を返金。
さらに殺害した証拠としてメールで遺体写真を送る依頼にも応じている。よほどゼレンスキー大統領(仮)からの報酬が良かったに違いない。ただし素人考えでは、「ロシアのプ〇チン大統領暗殺を依頼したら?」と思ってしまうのだが、皆さんはどうだろうか。
したたかな女
本作のキーパーソンは、メイヌ大統領の側近であるラシード官房長官の秘書を務めるハーダール。ラシードとベッドを共にする間柄ながら、ラシードがゴルゴのターゲットとなったことで、彼女の運命が大きく変わる。気づかないままゴルゴにアタックしたハーダールが、ゴルゴに伝言を頼まれたのは序の口。
ミサイルの試射に立ち会い、着弾の直前でラシードの乗った車を降りてミサイルの爆破を逃れている。なお、メイヌ大統領の暗殺情報を漏らしたのもハーダールで、メイヌ大統領をゆする気さえ見せている。新たにゴルゴのターゲットとならないよう願うばかりだ。
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2025年9月現在、単行本化はされていません。単行本化までしばらくお待ちください。
研 修治
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