この記事の目次
簡単なあらすじ
SPコミックス未収録作品。2011年、東日本大震災時の特別措置で、福島県内の警察署に勾留されていた容疑者が釈放された。釈放されたレイプ犯・多羅尾は、出所後も獲物をもとめて被災地を物色していた。被害女性の父親から依頼をうけたGは、多羅尾を追い詰めるも予想外のアクシデントが発生し…。脚本:香川まさひと
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地震大国の日本
今作の舞台は日本。2011年3月11日に起きた東日本大震災が遠因となり、2024年1月1日に地震が起きた能登半島で狙撃が行われる。舞台となった道の駅は、場所や建物の外見から石川県輪島市にある千枚田ポケットパークと思われる。
作中で描かれたように震災で孤立しただけでなく、2024年9月の豪雨でも大きな被害を受けて、長期間の休業を余儀なくされてしまう。現在は週末を中心に営業を再開中。「ゴルゴ13」の聖地巡礼としても、被災地を応援する意味でも、ゴルゴファンなら一度訪れてみても良いかもしれない。
狙撃の失敗
ゴルゴが狙撃を失敗した話には『アクシデンタル』『テレパス』などがある。しかし本作のように状況的要因による失敗は、狙撃前にビルの崩壊に巻き込まれた『破綻の先に』が思い浮かぶ。本作ではゴルゴがまさに引き金を引く直前に地震が発生。弾丸がターゲットから反れただけでなく、ゴルゴも崖から滑り落ちてしまう。
その後、道の駅に姿を現したゴルゴ。幸い大けがもなく、後に狙撃を成功させたことから銃も無事だった模様。『破綻の先に』では大けがを負ったため保険を利用して狙撃を成功させたが、本作では独力で再狙撃を実行している。
大事なのはその後
道の駅へ避難したゴルゴはチャラそうな若者からカップ麺を貰い、「キモ、据わってる感じっすね」と言われて、「予期できぬことはある(中略)大事なのはその後だ」と言い切った。若者は納得しつつも「偉そうに言いたかっただけじゃね」と仲間を前に笑みを浮かべている。
その後も若者は、ゴルゴらが海岸で採ってきたサザエを調理し、狙撃されたターゲットを道の駅に運び、ヘリコプターで避難するゴルゴの隣席に座り、と接触を繰り返す。ゴルゴを「あんた」や「おたく」と呼ぶ若者。まさか相手は世界最強と呼ばれるスナイパーとは思わないだろう。
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2025年7月現在、単行本化はされていません。単行本化までしばらくお待ちください。
研 修治
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